2006年8月17日木曜日

花火の雪

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昨夜、このブログでもリアルにお届けしたように神宮前の花火大会に出掛けていた。

花火大会だなんてすっかり忘れていたのだけど、友達から聞いて思い出し、うちから近いので気軽に出掛けることにした。うちの屋上にでもチェアーを出して見ようかな?と思ったけれど、友達とその子供も一緒だったから、折角なら情緒を楽しもうと出掛けた。こんなに近くなのに、わざわざ出掛けるのは初めてだ。

結果、凄い人で情緒を楽しむって余裕はないかも…人、人、人…すごいなぁ~、これじゃ家の屋上から見た方が良かったのじゃ?なんて思っていたが…後、やっぱ来て良かった!と思わせてくれた出来事が。

ファイナルの花火が終わった時、空からひらひらと降ってくるものが。手にしてみると焦げた紙だった。かなり近くで見ていたので、火薬の匂いや煙までじゅうぶんに感じられる距離ではあったのだけど、最後には花火の残骸まで飛んできたのだ。花火の残骸を手にするのは初めてだった。

火薬の匂いにひらひら舞う花火の雪。これは遠くから眺めているだけでは見えないもの。本で読んだ知識でかたまっている人と、体感した知識でかたまっている人…みたいな違いを感じる。少しトクした気分の帰り道。

汗だくで歩きながら、でも来年はやっぱり屋上チェアーを出して見よう…なんて思ってしまった。