2008年4月6日日曜日

宝物




目に見えるものから見えないものまで、たくさんの宝物があります。
でも、宝物が多いとは、良いことなのでしょうか?そうでないのでしょうか?わかりません。

常に身軽でいたいと言う気持ちと、安住したいと言う気持ちが混沌としております。

犬を飼っていても、「もし私に何かあったら、もらい手がつかなかったら、保健所に送られてしまうのだろうか?」と心配になる。
人間の子供なら保護してもらえたり成人まで何とかして貰えるけれど、犬は良いように扱われる。
自力で自分を守れないものには優しくありたい。

もし、たくさんの宝物(守るべきもの?)があったら、常に心配しなければならない。
それに守りに入っているだけの人につまらなさを感じることも多々あるので、そんな風になりたくないという気持ちもある。

だけど、ごく普通の生活も結構好きな自分も在る。
自然栽培の野菜で自炊して、玄米を食べて、ミルクはダメで豆乳はOK、お風呂の残り湯をお洗濯に使用して、週に1回は部屋中ひっくり返すくらいのお掃除をして、愛犬と散歩してお茶を飲んで・・・

宝物にもいろんな種類の宝物がある。
自分が去ることでを心配せねばならない宝物、執着心さえ捨てれば終わる宝物。
前者は犬だけで充分。出来れば後者の宝物だけにしたいけれど、人間寂しがりやでなかなかそうはゆかない。
だから、愛犬と一緒にいるのだろう。

画像は宝物のひとつ、イリナイオネスコの写真。
私がいなくなってもこまらない宝物。執着心をなくせば終わる宝物。

美しい。