2008年5月9日金曜日

意外と奥ゆかしいラテンのマナー?

一昨日、そして酔っ払い帰宅の昨夜の2日間、毎日の簡単ストレッチと筋トレを怠けてしまいました。
ここぞ!と言う時はオンナも体力&腕力勝負。これではいけません。今日はやるわよっ!

さて、ラテン化されよう計画。

先日、【Baby Doll】のみらのちゃんのおかげで、有難くお邪魔させていただいた杉本彩さんのプライベートタンゴパーティ。
こちらでは簡単なステップを体験させていただいただけではなく、ワンポイントマナーアドヴァイスが御座いました。

ラテンと聞くと、日本では多くの方々が底抜けの明るさをイメージなさいます。
男性も女性も情熱的で、ストレートに欲望をぶつけ合い・・・と言うイメージも。
男は男であることを、女は女であることを、あえて意識、謳歌しているというか。

ストレートに欲望をぶつけ合うことと、自分の性別を楽しむことは、時に反することとなります。
例えば、女性から○○するのははしたない、男性なのに○○できないとは情けない・・・のような。
性別がある故に○○が義務となったり、○○できなかったり。これはモラルやマナー、ルールをベースに、男らしさ、女らしさがあるのだから、仕方ないことなのでしょう。

それに、抑圧のない自由なんてつまらない。
抑圧があって背徳、スリルがあり、情熱が生まれるのでしょうから。素晴らしい思想も抑圧のもとに育ったことでしょうし。
さぁ、My奴隷ども。抑圧と拘束をあげるから、素晴らしい思想を生み、私に聞かせてご覧?(笑)

また、エッジの上のあきらめと、エッジの下では違いますよね?
エッジの上では未練があるに違いない。エッジの下では足掻かくことすらできない。
経済が破綻してしまってある程度の時間が過ぎた国の明るさは、底抜けの明るさとは違いますよね?

これで思うのはポルトガル。
まだ行ったことのない国ですが、広がる葡萄畑を前に、ボサノバを耳に、「どんな陽気」が繰り広げられていることなのでしょう?

あら、お話がずれてしまったわね。
タンゴのマナーのお話に戻します。

タンゴの世界では、踊りを誘うのは必ず男性からだそう。
では、もし女性が踊りたい男性がいたらどうするか?
これがまたもどかしいのですが、お連れの男性にお願いせねばなりません。
「彼女と踊っていただけますか?」と男性から男性へとお願いするそうな。

意外と奥ゆかしいタンゴのマナーにちょっと感動。ラテンのイメージと違いません?
でもね、これはひょっとしたらコンチネンタルタンゴでのマナーかもしれません。
アルゼンチンタンゴではどうなのでしょう?

あ、ここでそれらの説明をさせていただく必要が御座いますね。

タンゴは19世紀にブエノスアイレスで生まれたそうです。イタリアやスペインからの貧しい移民達が集う酒場で踊られていたそうです。それがヨーロッパに渡り、今のスタイルになったようです。
正確にはヨーロッパに渡って生まれたものはコンチネンタルタンゴと言われ、アルゼンチンタンゴをわけているそうです。
まだレッスン開始以前の私、踊りの違いまでは存じませんが。

しかし、そもそも私がタンゴに興味を抱いたのは、上記のような理由です。
宮廷芸術も、大道芸のような大衆芸能も、両方大好きな私。タンゴというものにはその二つがあるような気がして。一粒で二度美味しい。(笑)

ちなみに、私なら踊りたい男性がいたら自分で誘いたいわ。いちいち誰かを通してなんて面倒。
こんな私はタンゴと言うより、スペインジプシーのフラメンコを習った方が向いているのかも・・・と思ったりもするのでした。

・・・う~ん。