2011年6月8日水曜日

喝入れ期間、どーだっ!・・・疲れました。



La Sioraでの「喝入れ期間」がもうすぐ終わる。
ああ、疲れた。
喝を入れられる方がきついと思う人は多いだろうが
実は、喝を入れる方もとーてーもーキツイ。
一番緊張しているのは私に違いない。

毎日の業務含む、細かいことを見逃さず解決してゆくので
全てが終わる頃には朝、仮眠続きなんてざら。
緊張で寝付きが悪いので、寝不足でも気にならないけど。
シオラーズと(仕事の)待ち合わせなんてあったら、もう大変。
��0分、40分前に待ち合わせ場所の近くで
お茶を飲みながら待機していたり。(笑)
あくまでも仕事の待ち合わせでの話ですが。
プライベートはだらしないもんですよ~。
「○○ちゃん、太ったんじゃない~?」
なんて言わなきゃいけない時は、
私まで何故か不必要なダイエットして痩せすぎることも。

・・・人が人を叱る、喝を入れるって、
ここまでしないと出来ないものなんだと、
この立場になってからわかったんですよ。

昔、モデルやタレントがいる事務所にいたのですが
その頃の上の人、今になって凄かったと思います。
だらしなくなると喝入れられるのですが、
上の人がゆるんでいた・・・なんてことはなかった。
私みたいなだらしないモデルに喝入れる為、
ストイックな毎日過ごしていたんだろうなぁ。
だから、大抵の言葉責めは受けてきた。(笑)

正直に言うと、私は人が何しようが興味がない。
スタッフと身近な仲良しっ子以外、興味がない。
ゴシップだ、悪口だ、といろいろあるが、
よく他人のことに一生懸命になれるもんだと感心する。

私自身が不良品なので人様のことは言えないし、
大雑把にいい加減に生きているので、
小さなことは気が付かないし、滅多に本気で怒れない。
現役ドミナの頃、不甲斐ない奴隷をたくさん叱らねばならない、
もしくは、怒ってくれ、蹴ってくれってマゾがたくさんいたので、
一生分の「お怒りメモリー」を99%消耗したらしい。
しかし、怒らなくてもいいから、
場合によっては叱らねばならない仕事をしている。

怒るのは感情なので吹き出るものであろう。
叱るのは感情的ではダメ、わかってもらわなきゃいけない。
かつ、相手が結果を出せるようにしなきゃいけない。
なので、場合によっては怒ったふりもしなければいけない。

・・・ああ、苦手だ。めんどくさい。

そんなわけでですね、ゆるゆる、ゆるんできた~
ユールユル、これはヤバイぞ!!!!
パンツのゴムさえもだらしなくなっているに違いない!!

・・・と言うあたりに「喝入れ期間」を作るのです。
○月○日まで「喝入れ期間」と設定します。
この間は徹底的に正します。
全て正論で通します。
正論から外れたところは徹底的に突きます。
叱るのはこの期間に済ませます。

誰だってうるさいこと、言われるの面倒だろうし
こちらも言いたくありません。
なので、「喝入れ期間」に全部言うのです。
しっかり喝入れておけば1年近くは持つ。
逆を言うと、1年近くは叱らなくてもいい。(笑)。

当然、私のお店のメンバーなのですから
みんなのことが可愛いです。みんなが大好きです。
おそらく○○女王様を一番好きなのは、
��男であるあなたよりも私です。
なので、ゆるーく遊んでいる方が楽しいしのです。
だからまとめて叱って、あとは遊ぶ。


「喝入れ期間」を設けるにはもうひとつ理由が。
「鉄はあついうちに打て。」・・・とはよく言ったもので、
ドミナは最初の1年で後3~5年が決まるようです。
のびしろが最初の1年で決まってしまうのですね。
(正確には9、10ヶ月だけど。)

長くこの仕事をやっていると、
そのドミナののびしろがわかってきます。
ぐんぐんのびるぞー!
ここを直さないとこのラインで終わる・・・などなど。
ぐんぐんのびるぞー!と思った方は
起業したり他職で成功なさっているようなので
その勘は間違ってはいないと思います。
・・・おそらく、多分、きっと。

��年内(正確には9、10ヶ月)にはいろんな恥をかけます。
それが悔しいと思えば行動に移すし、
未経験のことも多く、見ること聞くこと全てが新鮮で、
フットワークがいい時期でもあります。
この間に煽る、場合によっては恥をかく・・・も必要。
潰れることもあるでしょうが、それで潰れたら潰れたら仕方ない。
先ほどの前職の話ですが、人前でたくさん恥をかきましたよ、私も。
でもそれ以上に、恥をかいていたのは上の人だったんですよね。
自分たちの恥を覚悟で煽ってきたわけで。

逆を言うと、
��年過ぎたら恥をかかせたくない、顔を立ててあげたい。
だから、恥をかいて許される期間なんて短いもんです。
頑張って恥かいて、謝って頭さげないと。

また頭を下げる=どこまで先輩から知りたいことを引き出せるか?
・・・など、人の使い方、その人の力量や応用能力、
くだらないプライドへの固執があるか否かも見えてくるし、
先入観で決められた価値観の限界がわかってくるんですね。
これを壊すチャンスがあるのが1年内なんです。
��しつこいようですが9、10ヶ月内)

なので状況を見て「喝入れ期間」を作るのです。
でも、1年に2回はやりたくない。
やっぱり9、10ヶ月に1回が限度だなぁー。
やっぱりのびのびやって欲しいから言いたくないのよね。

そんなわけで、
「喝入れ期間」終了後はいい加減な私に戻ります。
・・・「喝入れ期間」って1回やると、
その後2ヶ月くらい何もしたくなくなるくらい、
消耗してしまうのです・・・。

渡欧計画でもたてるかぁ!!
・・・鬼のいぬ間にゆるむ時間も必要だからね。(笑)
人間だから、それでいいんだよ。

喝!!By犬
鬼の犬間、だからね。