2011年7月26日火曜日

アフリカとフェティッシュ

ベルギーからフランスに戻っています。
何かと濃い日が続いています。

昨日は船上のバーで友人たちと待ち合わせ。
セーヌ川のお船の中にレストランやバーがあるのですが
そのうちのひとつが友人たちのお気に入りの場所。
上はバーで、階下はクラブ。
そこで待ち合わせてから少し飲んで、
友人宅で食事しようという計画でした。

ところがお船では盛り上がってしまい、
シャンパンのボトルが空く空く・・・
��人で5本は飲んだ?
空腹だったのですが友人の勢いとまらず。
結局、食事開始は深夜をまわってからです。(笑)

��人がギリシャから来ていて、
ギリシャのお料理を作り置きしておいてくれた。
全員空腹だったので食いついてました。
そこでも深夜からシャンパン。
私はダウン、帰宅してすぐに寝ましたよ・・・

先日のベルギーでの話です。
建国記念日、祝日、友人が会社がお休みだったので
アフリカ博物館の「フェティッシュ展」に行きました。
トラムを乗り継ぎテルビューレンという長閑な町に到着。
懐かしい、何年も前、この町の農林水産省に来たのよね。
愛犬と一緒に、愛犬の日本帰国のスタンプをもらいに。
アフリカ博物館は駅のすぐ横でした。

アフリカとフェティッシュ?と思う方も多いでしょうね。
えもフェティッシュ、フェティシズムの言葉の語源は
アフリカにあるのです。

昔、スペイン人がアフリカ大陸に到着、
そこで原住民たちが石にお祈りしているのを見ました。
その石の名前がフェディリコ。
スペイン人たちはその言葉を母国に持ち帰り、
それが鈍ってフェティッシュの言葉が生まれたと言われてる。

フェティシズムと偶像崇拝は
とても近いところ、ほぼ同じ、
いえ、偶像崇拝の中にフェティッシュがある・・・
くらいだと前々から感じていたのですが
この話を聞いた時、なるぼど、と思いました。

そんなわけで出かけた「フェティッシュ展」ですが
石がたくさんあるのか?宗教色が強いに違いない・・・
など妄想を膨らませて言ったらまた違うものでした。
アフリカ文化と歴史をもっと正面からとらえたもので、
意外と宗教色感じなかったな。
フランス語ができればもっと深く知ることができたに違いない。

でも、すごく面白かった。
フェティッシュをツールに、あまり興味がない世界を見た。
たまには異世界にも目を向けないとね。

仏語勉強、1日10分やってますが・・・
早くも折れそう。
発音が全然で、とくにレシートの発音が駄目駄目。
実践でレストランで、スーパーで言ってみましたが
笑われまくっています。通じません。