2015年10月4日日曜日

シリアの知人、リアルタイムで悲しすぎる。


今、シリアの人と連絡したところ。
シリアといえば、ダマスカスの薔薇。
アレッポの石鹸も有名だけど、ローズ水が大好き。
彼と彼の家族の安全を祈ると伝えて終わった。

欧州は難民(移民の方が正しいかな)問題で荒れてる。
パリにもまだ解決してないロム族がいて、
うちの近くの公園にも家族がひと組いた。
公園を追われたのか、最近では道端にいた。
私が日本に来る寸前にも見たけど、
公園の水道以外にも、排水のできるだけきれいな水で
お皿やお洋服を洗っていた。悲しくなった。
さらにシリアからの難民が来るとなると
フランスもたいへんね。

そのシリアの彼になぜ逃げないのか聞いた。
彼の家族は逃げるのが大嫌い、
そんな家族をおいて逃げることはできないと言う。
彼は知性的で、彼の家族も富裕層だと思う。
だけど、シリアにとどまっている。
とどまることが戦いになるのだ。
戦いとは、何も武器を持ち出すことだけではないと
つくづく実感した。

難民、移民ばかりが報道されるけど
シリアにとどまる人、
シリアから逃げ出すことすらできない貧民にも、
目を向けてほしいかも・・・。

今日は声を出して泣いた。
こんなに声を出して泣いたのは子供の時以来か。

みんなが安らかに生活できる日が
早く訪れますように。