2017年1月17日火曜日

彩月画伯と紫ドミナ縛師

会員様からいただいたマカロンなのかな?
��ありがとうございます?)
マカロンの箱に絵が書いてありました。

ひと目でおわかりよね?
そう、【彩月さん】の絵です!
オフィスのあちこちに
彩月さんが書いてくれたイラストがある。
ちょっとしたメッセージに添えてあったり、
ついニヤリとしてしまう。和むな~。
これだけ味のあるイラストは
なかなかないよね。

ドミナになる人って、
表現せずにいられない何かを
もっている人が多いけど、
彩月さんの場合は断然イラストね!
こういう味ってSMプレイにもでるよね。
その人の味というか・・・
いや、出汁だ。
私はお味噌汁は断然カツオ出汁が好き。
��年間のビーガン生活で何が辛かったって
お味噌汁が昆布出汁だけだったこと。
お肉もお砂糖も慣れちゃえば不要。
だけど、お味噌汁だけは・・・
ちゃんと自分ですったカツオで
出汁をとるのが一番おいしいんだもの。
これ!と譲れない出汁、
みんなにもあるでしょ?

出汁とかこういう繊細なこだわりこそ
日本人ドミナの長所よね~。
西洋SMにはファンタジーやエロスの面で
惹かれるものはあったけど
��というか、西洋SMに惹かれてSM始めたけど)
出汁みたいなものはなかったと思う。
ヨーロッパのSMクラブやプライベートで
素晴らしいセッションもみた。
日本にないものもたくさん感じた。
でも出汁じゃないんだよね・・・
出汁こそ日本人ドミナの魅力なり。
・・・って自分で書いてて
よくわからなくなってきたわ。

今や世界中緊縛ブーム。
シャネルがコレクションで
緊縛を取り入れるなんて、
10年前は思いもよらなかったし、
SM世界もこれだけ緊縛師だらけになるとは
思ってもみなかった。
日本人ドミナ=緊縛できるって思われるから、
緊縛下手な私は肩身狭いわよ。
「緊縛?すごく好きってわけでもない」
って答えるだけで変態扱いされるし。

誤解を招くといけないので書いておくけど、
縛りが嫌いとかじゃないのよ。
そこまでこだわりがないだけなの。
SMの一部としてやるというだけで
緊縛が独り歩きしてないだけなのね。
まぁ、多少は自分に
苦手意識を植え付けてしまったのも
原因でもあるけどね。

私がこの世界に入った頃は
まだこんなに縛れる人いなかったし、
経験1年超えるまで生で縛りみたことなかった。
適当なのを少しみたことあるだけで。
なので雑誌の形だけ真似するだけで
それはそれは酷い縛りだったわよ。
でも目的と遂げる勢いはあったわね。
いや、勢いしかなかった。
勢いが緊縛に向こうが蝋燭に向こうが
顔面騎乗に向こうが何でもいいと思う。
みんな同じ矢印向いてたら
クローンしかいなくなるし、
どっち行こうが勢いあることの方が大事。

この世界に、
ラ・シオラにやってくる女性たちのために
選択肢は広げておいてあげたい。
そんなわけで最初は全部トレーニングする。
その中でも習った後、
すぐ反復練習が必要なのが緊縛。
プロなのである程度縛れることは
どうしても求められてしまう。
また、少しできれば楽しくなるのも緊縛。
それには反復練習の意味は大きい。
私は新人時代にここでこけたんだよね。
最高の反面教師である!

この間の櫻子さんの撮影後、
少し縛りの練習をする予定だった。
なんと、【紫さん】
「少しでよければ練習に付き合いましょうか?」
と言ってくれた!櫻子ちゃん、ラッキー!

シンプルな人体の動きや・・・

ちょっとした動きに
M側に与える影響があったり・・・

縛りだけじゃなくて
全てに通じるものがある。
鞭も同じ。
人体に打ちながら学ぶこともたくさんあるけど
それ以前に手が鞭に慣れないと危ないだけでなく、
Mに何を与えているか、
Mから返ってくるものがわからなく終わる。
だから練習するだけで、
的当てがうまくなる為じゃない。
そんなものは缶でも打って満足してればよし。

スキルの取得ももちろん大事だけど
アプローチやコミュニケーションを体感する、
その重要性を知る、
それが一番大切なのかもしれないね。
トレーニングにおいて。
そして、いつか自分だけの出汁が
出来あがるのさ!

・・・うーん。
今日ほど言いたいことを
的確に書けないのが
空しいと思った日はないわ。